グランドデザイン-4-


アクションプログラムの実現へ向けて・・・

 

 

(1) 組織再編の方針


H14年度、基本計画アクションプログラムをまとめたことから、H15年度はアクションプログラムを1つ1つ実現することで、まちづくりを形にして行くことが市民会議のテーマとなった。

 

そこで、従来のプロジェクトの中で目的を達成したものなどを再考すると共に、エリアこどのソフト事業のつながりの確認した上、アクションプログラムと基本計画のつながりを意識した事業体制へと組替えを行った。

 

組織の内容としては、まずヘッドクォーターと呼ばれるメンバーを選出し、市民会議の全体の戦略や資金財務対策等統括する組織を新たに創設した。また委員会構成は、行政とのパートナーシップによるまちづくりを形にし、市民への理解を求めて行くグループ、アクアマリンパークの賑わいづくりや港湾背後地実現への運動をすすめるグループ、市街地の再生や緑の大通りの整備を進めるグループ、古湊地区の歴史を活かしたまちづくりや富ヶ浦公園の自然公園として行く市民運動を展開するグループの4つに再構成した。

 

更に、60項目あるアクションプログラムのソフト事業から、委員会ごとに最重点事業を絞り込み、個別具体的な事業の仕掛けと実現へのアクションを展開して行くこととなった。


◆ 組織再編のプロセス

 

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◆ 実現へ向けた組織体制

 

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(2) 委員会の重点ソフト事業

 

 

アクションプログラムの中で、まちづくりのテーマやツールとして早急かつ、重点と考えられるソフト事業の絞り込みを行い、戦略的に事業を進めて行きたいと考えている。

 

◆ “市民会議の戦略を考える”「ヘッドクォーター会議」

 

― 重点事業 ―

 

市民会議事業の戦略的な事業運営と検討、財務管理・資金調達、情報収集と各種交渉

 

 ◆ “市民と行政とのまちづくりの窓口”「パートナーシップ委員会」

 

― 重点事業 ―

 

グランドデザイン、基本計画のコンセンサス形成事業(都市計画委託)、支所機能移転調査(企画委託)

 

◆ “国際交流都市へ向けたにぎわいづくり”「潮目の委員会」“

 

― 重点事業 ―

 

アクアマリンパークの賑わいづくり事業、港湾背後地整備への運動展開

 

◆ “港とまちとが一体となった市街地の再生”「まちなか活け活け委員会」

 

― 重点事業 ―

 

まちなか再生まちづくり、モデル地区としての市街地再生事業、大通りや小名川親水道路整備へ向けた運動展開

 

◆ “港町小名浜の歴史と文化の伝承”「歴史と文化づくり委員会」

 

― 重点事業 ―

 

富ヶ浦公園整備、小名川浄化へ向けた市民運動の展開、歴史建築の保存と利活用、魚市場の再生


グランドデザイン概要 INDEX

 

はじめに・・・『市民参加のまちづくり第2章』
まちづくり基本計画の構成
まちづくりの基本コンセプト
アクションプログラムの実現へ向けて・・・
パートナーシップと活動の協力