市民会議 概要-6-
みなとまちづくりの実施
(1)アクアマリンパークの管理運営
小名浜は港町として、昔から海や港と深い関係を持ってきたことから、市民会議結成以前も様々に団体が港の市民開放や港を起点としたまちづくりとして、アクアマリンふくしまの誘致運動などを永年に渡りを進めてきた経緯がある。
市民会議は“港とまちとが一体となったまちづくり”をテーマとしていることから、1・2号埠頭が親水空間として整備されたこと
に伴い、平成13年7月、港湾管理者である福島県小名浜港湾建設事務所との間に、1・2号埠頭を賑わい空間としていくことを目的とした「小名浜港1・2号埠頭広場運営に関する協定」を締結することとなった。
締結後の事業の内容としては、「アクアマリンパーク」の愛称の下、各種団体利用の際の窓口となると共に、市民会議主催のイベント開催などを官民の協働により、賑わいづくりを行っている。
また、平成16年10月からアクアマリンふくしまの先端部分を釣り客へと開放することとなったことから、港湾管理者を始め関係機関にて、「小名浜港釣りマナー向上事業委員会」を組織。市民会議がボランティアを集っての「釣りマナーボランティア」を組織し、パーク内のマナー向上や釣りのアドバイスなどの啓蒙事業を進めている。
(2)国土交通省みなとまちづくり事業
平成15年度国土交通省「みなとまちづくり」の指定を受け、国・県・市・企業・市民会議により、アクアマリンパーク内の現在使用されている倉庫の利活用についての協議を実施。
その結果、アクアマリンパークと倉庫を指定管理者制度とすることで民間が管理運営を行い、また、エリア全体の緑地化と、倉庫4棟を再生利用する中で3棟を公共、1棟が民間での整備を行うことで平成19年度のグランドオープンへ向けて準備を進めている。
このことで、官と民とのパートナーシップによるまちづくりが、形として成果となって表れることとなることから、また、アクアマリンパーク新たな賑わい度がアップすることから大きな期待が寄せられている。
更に、全体の整備が完了するまでの間、平成16年12月から、倉庫全体をライトアップする「光の森」をスタートしている。
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