市民会議 概要-2-
小名浜まちづくり市民会議とは…
小名浜まちづくり市民会議は、小名浜の各種団体を統括し、市民、企業の参加による、小名浜唯一の市民参加型のまちづくり組織として、平成12年12月設立を迎え、ハード構想の策定やソフト事業の展開などから、港とまちを総括的に管理運営を行う、タウンマネジメント活動を展開している。
その活動内容としては、「港とまちとが一体となったまちづくり」をテーマに、平成13年度、小名浜の港とまちの将来像を13の機能的なゾーンから提案した「港まちおなはまのグランドデザイン」を策定した。また、計画づくりを進める一方で、すぐに取り組むべき事業として、プロジェクトを導入してのソフト事業の実施など、港とまちの賑わいづくりや管理運営のための諸事業を実施してきた。
更に、平成14年度には、いわき市との間に「まちづくりパートナーシップ協定」を結び、行政計画である都市計画マスタープラン地区まちづくり計画の基となる市民提案として、グランドデザインをベースに具体的な基本計画と事業展開の提案である、「基本計画アクションプログラム」をまとめることとなった。
このようなことから、平成15年度からは、このアクションプログラムの中から、港やまちでの重点事項となるまちづくり事業の絞り込みを行った後、市民会議で進めることが可能な様々なアクションを展開すると共に、行政との協働による作業と、地域市民へのコンセンサス形成活動により、1つでも多くの計画の実現へ向けた取り組みをスタートさせた。
小名浜まちづくり市民会議は、このようなまちづくり活動から、市民と行政との協働によるまちづくりの形と永続的なシステム化を模索し、小名浜オリジナルの新しい形のまちづくりセクターとして活動を展開して行きたいと考えている。
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